まだまだ、
「泣く」、以外の感情表現が、乏しい頃の話、です。
その日、深夜。
アガはずっと起きていました。
いくらミルクをあげて、お腹をいっぱいにしても。
目はギラギラ・・・・。
寝やしない。
さらにミルクを増やし、
立ち上がって、
抱っこして、
ゆ~らゆ~ら、と、あやしながら。
寝てもらおうと奮闘してました。
しかし、寝る気配は一向になく。
哺乳瓶を加えたアガと、私は、にらめっこ・・・・
・・・・静寂に・・・、包まれていました。
時刻は、深夜2時・・・・・・・・・
豆電球だけの、薄暗い部屋・・・・・
すると。
アガの視線が、私の背後の暗闇に釘付け・・・、に。
最初の視線は遠く、に。
その視線は、右に左に、宙をさまよいながら。
だんだん近づいてきて・・・・・
最終的には、
私の右横で、
ピタリ・・・・・と、止まりました・・・・・
こ、怖い・・・
ただでさえ怖い、この薄暗がりな部屋の中、
私の右横に、一体、何が見えるのか・・・?
と、その瞬間・・・・・・・・・!!
カッ! と目を見開き!
口裂け女のごとく、
恐ろしい冷笑をたたえ、
今まで聞いたことがないくらい、大きな声で!!
ウーーーーーキャキャキャキャキャキャァァァァ!!!!!!
と、奇声を発したのです。
あまりの恐怖に、マジで放り投げようかと思った。